ポポ太郎山のブログ

日々是精進也

ちびきり

今年に入ってちびきりの鼻水が止まらなくなり、鼻水が固まってしまい片鼻が塞がる事態になった。それで食欲がわかずご飯を食べなくなったので猫先生の元へ。のどに何かしこりがあることがわかり検査をするも何も細胞が取れずとりあえず手術で切って唾液腺を取ることになった喉の毛を切られてツルツルのチビキリを看病しながら抜歯したがまだ治っておらずもう一度細胞を取って検査してみたら良性か悪性かわからない腫瘍が喉にできてることが分かった。この腫瘍のせいでちびきりは口を開きづらくなりご飯を食べることができなくなってしまった今は注射器で流動食やカロリーの高いものを無理やり口からあげている。腫瘍を取るには顎の骨を削る大きい手術をしなくてはだめでもし悪性の腫瘍だったら手術で取ったとしても治らないらしいお母さんやみんなはもう歳のとった猫だからと手術を諦めているが正直まだ諦めきれないそれで何回か言い合いになった。老体に手術はかなりきついと思うが内臓などの病気ではないから行った方がいいのではないかと思う気持ちもある。でも母の決定に反対して自分の意思を貫くことはできなかった今回だけではないこれまでもずっとそうである自分の意思を貫くことができずチビキリを見殺しにしてしまうことが昨日決定されたでも悲しいがもうどうすることもできないちびきりには本当に申し訳ない腫瘍が喉を圧迫してご飯が食べられなくなるまで精一杯面倒を見る。チビキリを見殺しにしたこの後悔はこの先の人生で永遠に続く。忘れてはいけないこの家にいる限り両親に自分の意思を尊重することは多分できない。